恐怖を感じる → 本能が反応する → 身体に信号が出る。これは異常ではありません。生命を維持するための、極めて正常な仕組みです。
ただ、その叫びのボリュームが大きすぎたり、何でもない場面で頻発したりすることで、あなたの日常が崩れているだけです。
あなたはこれまで、感情や思考のレベルで「なぜこうなるのか」を悩んできました。しかし、本能がどのようなルールで叫び声を上げるのか——その「決まりごと」を、あなたは一度も直視したことがないはずです。
その正体こそが、脳に刻まれた条件反射です。
眠れない。疲れが取れない。ちょっとしたことでイライラする。病院では「異常なし」。整体では「自律神経の乱れですね」と片付けられる。
これは気の持ちようでも、ストレスのせいでもありません。脳が本能レベルで「瞬間的な危険」を察知し、条件反射を起こしているだけです。
その叫びは、主に3つの回路を通じて響き渡ります。
深呼吸やリラックス法は、一時的に叫び声を抑え込む「口封じ」に過ぎません。脳に刻まれた本能の条件反射が変わっていない限り、翌日には、また同じ叫び声が身体中に響き渡ります。
アクセルを全開で踏み込みながら、必死にブレーキをかけ続けているようなものです。根本の回路を分解しない限り、その叫びが止まることはありません。
当院は、自律神経を「優しく整える」ようなお遊びはしません。