断食って健康になれるの?

話を始める前に「健康の定義」を決めておきます。
当院の考える健康とは、エネルギー代謝が回っている状態をさします。代謝が良かったら痛みも不調も回避できるので、痛みの有無ではなく代謝の良い状態を健康とします。

健康=代謝が良い
健康≠痛みが無い

以上を健康の定義として断食の話を進めますね。

  • 断食の目的 ⇒ 体内毒素の減少
  • 断食の効果 ⇒ 一時的に改善
  • 断食の欠点 ⇒ 長期的に悪化

断食は「一時的な健康効果」があります。
食べ物をとらないので体内毒素が減ります。毒素になる食べ物をとらないので一時的に健康になるのです。それは、日頃食べている物の中に体内毒素になる食べ物があるということを示唆しています。

なにが体内毒素になる食べ物なのか、それが分からないなら全食べ物をとらないようにしよう。それが断食です。食生活を見直すための学習も必要ないので、簡単に一時的な健康効果が得られます。しかし、食生活を見直してないので断食を止めると「元に戻る or 悪化する」のが特徴です。

食生活を見直すために、断食でおこる流れを少し解説してみようと思います。もし、「断食しても健康にならない」とお困りの方は、代謝が回っていない可能性が有ります。以下の内容を読んで納得できたとき、断食以外の方法を選択することをオススメします。

食べ物によるバクテリアの増殖、炎症促進によって体内毒素増加
乳酸・エストロゲン・消化の悪い食物繊維・不飽和脂肪酸・オメガ3.6・DHA.EPA.エゴマ油など
断食開始:ストレス増加、ストレス耐性の低下
食べ物をとらないとストレスに弱くなる。なぜなら、ストレス処理するために必要な糖を断食で制限するからです。
抑うつ・不安・攻撃性・焦燥を抑えるために糖新生
断食で糖が足りなくなっても、体内に蓄積された脂質やたんぱく質(筋組織)をこわして糖を新しく生みます。つねに飢餓状態なので脳は覚醒状態、体はエネルギー不足になっていきます。
覚醒作用がおきて、眠れない・短時間睡眠でも偽元気
糖を生み出すときに出現するエイコサノイドに覚醒作用。脳の覚醒作用がおきて元気になったように感じる一方、体はエネルギー不足で足は細くなり、筋力低下する。意識障害や多臓器不全のリスク高まる。

つまり、脳の覚醒作用のある「乳酸・エストロゲン・消化の悪い食物繊維・不飽和脂肪酸・オメガ3.6・DHA.EPA.エゴマ油」などが原因で不健康になっている可能性が高まる。短期的な健康効果あるので一般的に信用性高いが、ストレスに弱くなるので鬱や攻撃性や自己中が増える。

ダイエットなどで断食をしたいなら。
黒糖やハチミツやフルーツなどで糖を摂り、脳の覚醒作用ある食べ物をとらないようにすることが最善の策である。それでも断食をしたいなら、晩飯を食べて16時間後に朝食をとり8時間後に晩飯をとる生活が安全策である。

なぜなら、1度脳の覚醒作用が出てしまうと代謝が悪くなり、代謝を戻すには【糖の積極的摂取】と【不飽和脂肪酸の消極的接種】の食生活を4−5年続けないと元に戻らないからです。治療で各組織の血流を良くすると期間は短くてすみます。

まとめ:断食は健康(代謝)を損なうリスクが高い。