股関節痛の原因は皆同じではありません。ということは改善方法も同じではありません。こちらでは股関節痛のタイプを8タイプに分けています。自分の股関節痛のタイプを知って自分に合った改善方法に取り組むと股関節痛を解消しやすいです。
あなたはどのタイプでしょうか?
タイプ別全体像
筋緊張タイプ | 関節ズレタイプ | 精神緊張タイプ |
筋萎縮タイプ | 変形タイプ | 内臓タイプ |
筋膜緊張タイプ
普段の作業によって筋肉に疲労が溜まり、股関節ではなく、股関節周りの筋肉や靭帯が固まってしまっていることによって股関節痛が出るタイプです。
重いものを運ぶ・運動をしている・中腰で作業をしている方に多いです。
関節ズレタイプ
動きを支えるための股関節構造がズレることによって股関節痛が出るタイプです。
中腰などで作業をする方、スポーツしている10代、妊娠中、産後に多いです。
精神緊張タイプ
精神的な緊張がとれず、股関節と言わず全身の筋肉が固まってしまっている方のことです。この場合、特に力が入りやすい利き手方に症状が表れやすいです。
緊張しやすい・イライラしやすい・苦手な人が近くにいる事が多い・怒られることが多い方に多いです。
筋萎縮タイプ
自宅でじっとしている期間が長く、筋力・筋肉の柔軟性ともに落ちてしまっていることによって股関節痛が出るタイプです。股関節の後ろ側に痛みを感じる場合は、筋肉の柔軟性が落ちているケースが多いです。
運動習慣が無い期間が長かった人・ご年配の方に多いです。
狭窄タイプ
骨の変形や靭帯の骨化によっておこるタイプです。若いころに激しいスポーツや重労働で股関節に負担をかけた人、車を長い時間運転する人などは要注意といわれています。
40代以上に起こりやすいです。最近、高齢者に多くなってきました。
内臓タイプ
内臓の疲労を知らせるサインとして股関節に痛みが出るタイプです。治らない理由の一つです。
食生活が乱れている人・睡眠時間が短い人に多いです。
おつかれさまでした。
自分はどのタイプが当てはまるか分かりましたか?
タイプは1つに当てはまるのではなく、複数に当てはまると思います。
例えば、「筋膜緊張タイプ」×「内臓タイプ」に当てはまった!
というように。
自分のタイプが把握できたところで改善方法を知っていきましょう。