股関節とは、太ももの骨(大腿骨)と骨盤をつなぐ関節です。
骨盤・股関節まわりの痛みの原因は、大きく分けると3つあります。
- 股関節自体の障害
- 周囲の筋群や靭帯に問題
- 両方に問題が起きている
股関節に痛みが生じているからといって、必ずしも股関節が悪いというわけではないのです。その痛みが発生している部位から痛みの原因を判別出来るケースもあります。
変形性股関節症
股関節の特に前側に痛みを感じる場合は、股関節自体に問題があったり、骨盤の歪みに原因があるケースが多いです。
特に女性に多くみられます。
疲れたときに痛い
普段の生活では特に痛みは気になりません。
疲れをごまかして生活していると、痛みを感じる回数が多くなります。脚を引きずるような歩き方になったりします。股関節の可動域が狭くなって股関節の痛みをいつも感じるようになります。
末期になると、股関節の痛みが非常に強い場合、人口関節の手術が必要な場合もあります。
先天性股関節脱臼
出生前後(自分が赤ちゃんの頃)に股関節が外れる疾患です。
先天性股関節脱臼の原因は、おしめの巻き方、遺伝性、極端な向き癖などの説があります。赤ちゃんや子供の頃は気がつかずに大人になってから診断を下されるケースもあります。
人よりも関節が浅く、なんでもない動きで脱臼しやすい
股関節がはずれると、歩行をはじめとする股関節の運動機能が大きく障害されます。また、立っている状態や座っている姿勢でもバランスが悪くなり股関節痛の原因にもなります。
「痛みを我慢するか手術を受けるか?」という選択をせまられている人もいます。
整体を受けたからといって骨自体の変形が治ることはありませんが、定期的な調整により股関節の動きが安定し、股関節の痛みが軽減するケースも多いです。
骨盤周囲の筋肉や靭帯に問題
股関節の後ろ側に痛みを感じる場合は、股関節以外の部位(臀部や骨盤の筋群)の問題で痛みが生じているケースです。お尻や骨盤の筋の調整、骨盤と大腿骨のバランス調整などにより、股関節痛が緩和することも多いです。
医療機関で手術を勧められている股関節痛の患者さんでも、筋肉や骨格矯正により症状が緩和するケースもあります。
自律神経が過度に緊張
臀部の筋群は骨盤から股関節をまたいで大腿骨に付着している筋肉が多いです。神経が緊張することによって股関節を支える筋肉が硬くなり、坐骨神経痛や腰痛を引きおこしたりすることも多いのです。
自律神経が過度に緊張したり、精神の不安定状態が続くと、骨盤周囲だけでなく全身に症状が発生します。
主なものでは、腰痛や股関節痛、坐骨神経痛、便秘、冷え性から、むくみ、肩こり、背部痛、首コリ、頭痛なども骨盤の歪みが関係しています。
尻もちや捻挫によるロッキング
尻もちをついたことがある方は多いと思います。
不自然な衝撃が加わってしまい身体がパニック状態になると、関節をロックして動かないように固めます。
交通事故でむち打ちになって首から肩がなかなか治らないのと同じことが、股関節におこるわけです。
両方に問題がある場合
当院では、股関節痛がある場合、その痛みの原因を判別します。
関節性のものなのか、筋肉に原因があるものなのかを調べます。
股関節と周囲の筋肉と両方に原因があるケースもあります。 臀部や骨盤に付着している筋群の調整、骨盤と大腿骨のバランス調整などにより、股関節痛が緩和することも多いです。医療機関で手術を勧められている股関節痛の患者さんでも、筋肉や骨格矯正により症状が緩和するケースもあります。
太子堂の整体は、骨格バランスを「より調和がとれた状態」に導きます。その結果、ほんの少しの動きで股関節痛が解消したり、改善するということが起こります。
原因によって解決方法は違います。
まっすぐにするのは当然なんですが、
絡みあった原因を的確にときほぐし、正常な位置に戻す。
そうすることで良い流れ(めぐり)ができて健康な体に戻っていきます。
歪みや筋肉だけに頼ってしまうと、原因が正しくつかめず、股関節が治せなくなってしまいます。
これが股関節が治せない一因になっているのです。
MRIなどの画像診断だけに頼ってしまうと原因が正しくつかめず股関節が治らなくなってしまいます。
これが、医学が発達した今でも、股関節が治らない一因になっているのです。
100人の患者様がいたとすると、患者様それぞれ原因が違います。
今までスポーツをしてきたか?今まで大きな病気を患ったことがあるか?仕事は多忙なのか?など、 生まれ持った体質や症状に合わせた整体をすることによって、より多くの患者様の期待に応えられるようになりました。
股関節のお悩みを抱えている方、今すぐ太子堂へお問い合わせください。