腰痛は肉体的(歪み)な問題だけでなく、「ストレス」も深く関与します。
テレビでも「腰痛とストレスの関係」について多く取りあげられるようになりました。腰痛の原因の20%が肉体的問題、80%が原因不明と言われる時代となってしまっているのです。
あなたは、このような経験はありませんか?
「ストレスを感じていないのに痛みがある。」
姿勢が悪くなり、猫背になるのはストレスのせい。
しかし、「ストレス」にはいろいろあって
- 精神的ストレス……一般的な心のストレス
- 肉体的ストレス……疲れやコリや歪み
- 化学的ストレス……栄養バランスや薬や空気汚染
- 環境的ストレス……湿度温度やにおいや生活環境
MRIやレントゲンなどの画像診断でも異常が見られないことも多く、「ストレスが原因」や「どこも悪くない」などと一言で片付けられてしまうこともあります。
ここでは、それぞれのストレスタイプについて解説します。
腰痛と精神的ストレス
精神的ストレスが溜まると、内臓の機能が低下します。
漢方では、「怒る」「喜ぶ」「考える」「悲しむ」「恐れる」の5つと内臓を関係づけて考えます。
腰痛に関係が深いのは「怒り」「考える」「恐れる」の3つで、肝臓・胃・腎臓と関係していて、ストレスがたまると内臓の機能が低下するので、ストレスがたまると身体を丸くして内臓を守る姿勢を自然ととります。
腰痛だけでなく、背中のはりや、肩こりなどの症状も同時に訴えます。
また、眉間にたてじわのある人が多いです。
お尻の筋肉が硬くパンパンに張っています。慢性的に腰が重苦しい症状があります。主に腰からお尻の筋肉に痛みを感じます。
腰痛と肉体的ストレス
骨や関節は正常だけれども筋肉の緊張により二次的に、痛みなど、体を自由に動かせない場合のストレスです。
整体で改善可能です。
腰痛を解消するためには見た目の歪みだけでなく、関節の可動域(動きの範囲)を正常にすることが大切です。
見た目には歪みが少なくても、腰痛がある場合には筋肉の緊張による関節可動域の減少が見られます。
骨盤矯正もその関節可動域を正常にするという観点で行なう必要があります。単に骨盤の歪みだけに着目して矯正を行なうと腰痛が悪化することもあるので、注意が必要です。
腰痛と化学的ストレス
簡単に言葉をいいかえると「食べ物」についてと思ってもらうとわかりやすいとおもいます。
コーヒーなどの「カフェイン」。
カフェインは無理やり偽りの元気をだし、エネルギーを消耗するので取り過ぎは良くない。
※糖と一緒にとるなら良い
空腹時のお菓子を避ける。
お菓子をとると元気になりますが、自律神経へのストレスは相当なものです。我慢すると血糖値をあげる本来の能力が戻りますが、空腹時は良質なハチミツをとると良いでしょう。
元気と関係が深い「腎臓」、お菓子と関係が深い「胃・脾臓」へ負担を軽減するために、身体を丸くして守る姿勢をとります。勝手に、姿勢を悪くして猫背にしようとするのです。
猫背にすることで内臓への血流をアップさせている。
しかし構造的に無理があるので、背中のはりや、腰痛などの症状も同時に訴えます。問題は、どうやって内臓疲労を解消するのかに有ます。
いっきに習慣を変えると必ず反動がきますので、注意が必要です。
太子堂では、予防などを含めた総合的アプローチ(内臓疲労や自律神経に働きかける整体法)で腰痛解消に取り組んでいます。
腰痛と環境的ストレス
四季(季節の温度)の異常により、急激な変化に対応しないといけない環境になっています。さらに、自然界には存在しなかった電波・磁場・光・音・震動も無意識にストレスとなっているのです。
避けることは現実的に不可能なので、定期的なケアをおすすめしております。
もし、何もしていないのに体調が悪いとお困りの方は環境的ストレスの可能性が高いです。自律神経や神経反射の調整を行うことで改善すること多いです。
腰痛とストレスが起こす仕組みを解説
過労・心労や悩み、環境・化学的などのストレスがあると、肝臓が瞬時に充血してしまい肝臓に血が集まってしまいます。
血液が肝臓に集まるため、全身の血液の配分、循環が大きく乱され、体に血液不足の箇所が発生します。
【例えば】(数値は分かりやすいようにしています)
今まで全身に100あった血量が、肝臓に20の血が集まりました。全身に80と肝臓に20の血量の体になってしまいます。
さらに、全身に80ですと脳の血量が足りません!
だから体は頭痛をおこして脳に20の血を集めているんです。
結果、全身に60・肝臓に20・脳に20になります。
これだと、血液が酸素を送るスピードが間に合わず。
疲れやすい・不調・痛みがおこるのです。
※女性は子宮という大事な臓器を守るため、血を集めるので
結果、全身に40・肝臓に20・脳に20になります。
血液は命の源であり、血液が不足した所は徐々に機能低下していきます。病は気からといわれるように、心労やストレスが続いたときに、私たちの体は、血のめぐりが悪くなり、体調を崩していくのです。
太子堂では、予防などを含めた総合的アプローチ(内臓疲労や自律神経に働きかける整体法)で腰痛解消に取り組んでいます。
太子堂の整体方針について
人間の身体は機械と違って、同時に心や遺伝体質が存在しますから、その患者さんがどんな思いを抱いて来院されるかということも整体の効果に影響を及ぼします。
例えば、この【ストレス性腰痛の記事】をじっくり読んでから来院する人と、たまたま検索して上位にヒットしたから何となく来てみたという人では、症状の改善にかける思いも行動もだいぶ違います。
何も知らずに、とりあえず来てみたなどという人は「とにかく痛みを取ってくれ!」という人が多いです。正直に申しますとそのような患者さんはあまり得意ではないのです。
自律神経ストレスの施術はソフトです
人間の身体は思っている以上にデリケートで、思っている以上に繋がりあっています。ですから、優しい力で身体はいろいろと変化します。
ところが、そういうことは学校の体育でも習わないし、プロの整体の先生だってほとんど知らないのです。一般的な整体やカイロの学校ではそのようなことは教えられていません。
だから、強い力で一生懸命治療して欲しいと言われてもソフトな施術を行います。
太子堂の整体は、身体に負担を一切かけませんから、妊婦さんも小さいお子さんも高齢の方でも安心して整体を受けられます。